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ドイツのクリスマスは寂しかったなあ~(体験談)

   

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クリスマスの時期が近づいてくるとドイツもだんだんあわただしくなります。
日本のお正月前もそうですよね。

ドイツのクリスマスってどんな感じなんだろうと、初めての経験なので初めは想像できませんでした。
当時は私はまだ23歳の学生だったので、まわりの様子を眺めていただけだったんです。

しかし、クリスマスが近づいてくると、私の気持ちもなんとなく不安というか、何もできない自分に対して、
寂しい気持ちになってきました。

今回は私が初めて体験したドイツのクリスマスについてお伝えしていきます。

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ドイツのクリスマスは寂しかったな~

もう何十年も前になるんですが、未だに頭の中にドイツで初めてクリスマスを経験した時の記憶が
残っているんです。

当時、私は23歳でドイツに行きました。もちろん知っている人は誰もいません。

まず初めにやることは、ドイツ語の習得なので、一人でアパートを借りて一人で生活をしていても
ドイツ語の習得にはならないと思い、学生寮に空いている部屋はないかと、いろいろ聞いてみました。

もちろん、片言のドイツ語でです。
いくら日本でドイツ語を学んだといっても、文法は出来たとしても、話すまではいかないんですね。

そして、いろいろなドイツ人学生が手助けしてくれて、まず最初に入れたのが、ゲストルームでした。
有難かったです。ゲストルームでも学生寮に入れたんですから。

それから、正規で長く学生寮で生活できるようになりました。

夏から冬に入り、だんだん寒さが増してきました。
最初に考えたのは、「ドイツの冬ってどれだけ寒いんだろう」と。初めてドイツの冬を経験するんです。

ところで、ドイツは四季というのを感じなく、冬から夏、夏から冬になるという感じです。

毎日、天候はどんよりしていて、気分的に嫌になってしまいますね。
このドイツの天候でドイツが嫌いになる日本人が多いようなんです。
私も当初、このドイツの天気には参ってしまいましたね。

太陽が出てこないんですよ。
気分的に憂鬱になりますよ。

毎日朝起きると、空がどんよりしているんですよ。

11月に入ると、街は騒がしくなってきて、あわただしい感じがしました。
クリスマスの準備のために買い物をしているんですね。

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街にいると、クリスマスの準備をしていない自分が、なんか取り残されているように感じました。
クリスマスに近づいてくる12月の街中は車は渋滞、どこの店も人でいっぱいでした。

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一人消え、二人消え…..

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学生寮に住んでいるドイツ人もクリスマスには家に帰ります。

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学生寮から一人消え、二人消えと、ドイツ人学生はいなくなり、外国人留学生も
同じ国同士の仲間がいて集まり、クリスマスは友達同士で祝うために、
学生寮からいなくなり、気がついてみたら、学生寮に残っているのは私だけでした。

ドイツに来て数か月しか経っていなかったので、友人というほどの知り合いはいませんでした。

クリスマスイヴの夜になると、だんだん静かになってきました。
そして、人がいなくなりました。

物音ひとつないんです。こんな経験は初めてでした。
ちょっとオーバーになりますが、この世の中、自分一人しかいないのか、と感じました。

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話す人間がいなく、見る人間もいないし、音も聞こえないし、
この時だけは本当に寂しくなりましたよ。

日本にいる両親、友人、知人など、今みんなどうしているんだろうと、日本の事が気になりましたね。

日本のクリスマスですと、「ジングルベル~ジングルベル~♪」という感じですよね。

ドイツは全く違うんです。

これが本当のクリスマスなんだなと、つくづくドイツに来て感じました。

本物のクリスマスを経験してきたせいか、日本のクリスマスって何なんだろうと、思いました。
商売目的ではないんですか。

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この自分の経験を生かして、後には、子供と一緒にツリーを買いに行ったり、
クリスマスのお菓子を1ヵ月前から焼いたりと、ドイツのクリスマスをたのしんでいました。

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もし、できるのであれば、ドイツ人の家庭に入ってクリスマスを経験してみてください。
これが本当のクリスマスなんだと、自ら体験できますよ。

そしてなんだかわかりませんが、心をうたれますね。

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