ドイツには自転車のアウトバーン(高速道路)があるの?
2016/09/27
ベルリン
アウトバーンと聞くと車好きの人は、すぐドイツの高速道路が浮かんできてしまうんではないですか。
しかし、自転車のアウトバーンと聞くと、なに?って感じになってしまうんではないですか。
ドイツには自転車のアウトバーン(高速道路)があるんですよ。しかも、どんどん作られていって、距離も長くなってきているんです。
どうしてこのような考えや発想がうまれてくるんでしょうか。
やはり、世界一環境問題、エコを考えているドイツ人ならではの考えなんでしょうね。
車が減ると排気ガスが少なくなり、空気も汚染されない。
緑の環境の中で自転車で通学、通勤ができるという発想です。
現在は各州、都市ごとに議論を重ね、どことどこを繋げていくかを検討しているようです。
■ドイツの自転車のアウトバーン(高速道路)
ドイツで一番最初に実現された自転車高速道路ゲッティンゲン(Gottingen)
道路幅は4mあります。2015年5月
ルール地方のエッセンとミュールハイム(Essen/Mulheim )の境界線
この自転車高速道路の計画では最終的には100㎞にまで延ばす予定のようです。
2015年6月
しかし、問題になっているのが、どこから資金を捻出するかということで、頭を悩ませているようです。
9.2㎞の道路を作ることにより、2,7 Mio. ユーロのコストがかかるようです。
この費用はEU、自治体、各都市で費用を分担するようです。
ヴッパタール
ドイツ南部のフライブルク ここは自転車道路と歩行者道とはっきりとわかれていますね。
今現在も着々と工事が進められています。この先、外国のスイスの方まで延ばしていく計画も進んでいるようです。
自転車でしかも、自転車高速道路を走って外国にまで行けるとは一昔前までは想像もつかなかったんではないですか。
これから、実現していきますね。
日本人のサイクリストにはたまらないんではないでしょうか。
日本はいつ頃実現するんでしょうか?
日本はやることなす事昔から、ドイツより数十年遅れていますから。
なんとなくドイツと日本の議員さんの質の違いを感じるんです。
どうでしょうか。