ドイツの木の知育玩具で子供を育て上げたその効果は?体験談
「プラスチックのオモチャを買うんだったら、木のオモチャを子供に買ってあげた方が良いよ」と
このようによく言われていたんです。
日本では聞いた事がないような言葉だったので、最初はピントきませんでした。
何を言ってるんだろうくらいしか考えなかったんです。
何十年も前からこんなこと言ってる日本人はいませんですから。
その時からドイツではオモチャ屋さんに知育玩具が売られていたんです。
私は子供が出来てから、試してみたんです。
大きくなるまで、木のオモチャで遊ばせました。
その結果をお伝えします。
ドイツの木の知育玩具で子供を育て上げたその効果は?
ドイツにもたくさんのオモチャ屋さんがありますが、いざ、子供が生まれた時はどのオモチャを買おうかなと、
考えましたね。
子供が生まれる前から知人、友人から聞いていたことは、木のオモチャを薦められたことなんです。
プラスチックのオモチャを買ってあげてはだめですよと、周りの人達からよく言われたんです。
日本人の私としてはピンとこなかったんですね。オモチャなら何でも同じではないかと考えていたんです。
そうですよね、20~30年も前から日本人が子供の木の知的玩具が良いなんて、誰も口にしていませんでしたから。
デパートでもオモチャ屋さんでも知的玩具なんて売られていませんでしたよね。
ここ何年かで、日本でも北欧、ドイツの木の知的玩具が並ばれるようになったと思うんです。
しかし、まだ木の知的玩具の種類がデパートでも少ないですね。
ほとんど、プラスチックのアンパンマン、キティちゃん。(笑)
これはこれで良いと思います。
当時、私は半信半疑で子供(男の子)が生まれてから木のオモチャだけ子供の年齢に合わせて買っていきました。
しかし、高いですね。(笑)
いつも思っていました。なんでこんなに高いんだろうと。
なんで変哲もない木のオモチャがこんなに値段が高いんだろうと、よく思いました。
しかし、子供が木の知育玩具のオモチャで遊んで、大きくなって創造力のある子供になったら、親としてそんな嬉しいことはないですよね。
ですから私は期待を込めて、木のオモチャ一辺倒で小学校に上がるまで買ってあげていました。
もちろんその間、プラスチックのオモチャを買ったのはレゴだけですね。
レゴはドイツ人の子供達なら必ず遊んで大きくなっていきますから。お父さんも、お母さんも子供と一緒に遊べますね。
子供が10歳で小学校を卒業した時に、家族で日本に戻りました。
子供は初めての日本での生活なんです。しかし、年に1~2回は子供も日本に連れて帰ってきましたので、
違和感というのはなかったと思うんです。
それと、普段はドイツの小学校に通っていましたが、土曜日は日本人学校の補習校に行って、日本語というより国語の勉強をしていました。
ところで、ドイツの小学校は4年生で卒業なんです。
日本の小学校に入り、しばらくしてから読売新聞主催の「全国小学生絵作文コンクール」というのがあり、
全国の小学校が参加して小学生に絵、作文などを書かせたんです。
しばらくして、学校から連絡があり、子供が金賞を獲ったということの連絡がありました。
子供は絵を描いたらしく、どんな絵を描いたのか後でみてみました。
そうしたら、地球温暖化の絵のようでした。
絵を一つ一つみていったら、太陽、水、花、車などが描かれていました。
要するに、エコについて描いたんですね。
そして、子供や先生が審査委員に言われたことは「はっきり言って君の絵は下手なんだよね、
でも、すごく他の子供が考えない、創造性豊かな絵を描いたね」と。
審査委員の中には、北野 大(ビートたけしのお兄さん)、元総理大臣、三木武夫さんの奥さんなどがいまして、
ご褒美として、全国から10名ほどの小学生が北海道冒険旅行に招待され、北野 大さんに連れられて行ってきました。
私はこの時確信しましたね。これは、子供が小さい時から木のオモチャで遊んでいたおかげだなと。
はっきり言って、ずっと半信半疑だったんです。そんなに木のオモチャは子供に良いのかと。
そして、ドイツの木のオモチャで大きくなった子供が中学受験を経験しました。
K大学付属の中等部を受験して合格し、後はエスカレーター式で大学までいき、社会に出ていきました。
私はすべて木のオモチャからきていると思っているんです。確信していますね。
プラスチックの1000円のオモチャを10個買ってあげるのならば、1万円の木の知育玩具一個買ってあげた方が、
よほど子供のためになると思いますね。
日本にあるモンテッソーリ学校でもいろいろな知育玩具が使われていますよ。
やはり、子供の創造力を伸ばしてあげるためなんですね。
もし、関心があってあなたの身近に小さな幼児、子供さんたちがいたら、ぜひお薦めします。
子供にとってマイナスになることはないですよ!
木のオモチャで遊ぶときは、いろいろ子供が自分で試行錯誤して遊んでいるようです。
遊び方を自分自身、考えているんですね。