ドイツのサッカーNr.2
ドイツには過去に偉大なサッカー選手がいましたね。
今思えば、皇帝フランツ・ベッケンマイヤー、ゲルト・ミュラー
元浦和の監督、ギドー・ブッフバルト、ウヴェ・バイン、リトバルスキー……
数え上げたらきりがないくらいです。
今はみんなドイツのサッカーに関わった仕事をしています。
今回もドイツのサッカーのNr2としてお伝えしていきます。
ドイツのサッカーNr.2
長いサッカーの歴史の中で、ブラジルと同様にドイツのサッカーの歴史についても外すことができませんね。
第二次世界大戦後から、4回優勝をしているんですから。
クラブチームでも、バイエルン・ミュンヘン、香川選手が所属しているボルシア・ドルトムントなどが
ヨーロッパチャンピオンズリーグ(チャンピオンズカップ時代も含む)を何度か制覇しているんです。
ドイツサッカーは、華麗なパスワークを駆使するスペイン、フランスや、ダイナミックな攻撃が魅力的なブラジル、オランダなどと違って確実に点を取るサッカーという印象が強かったんですね。
本当にドイツの試合を観ていると、つまらない所もあるんですが、堅実で安心して観ていられるんです。
要するにハラハラして観る必要はないということなんです。
必ず勝つという感じなんですね。
1970年代はドイツはスターだらけ?
特に1970年代~1980年代にかけては、驚異的な勝負強さを全面に押し出したようなサッカーをしてきました。
本当にこの時代のドイツは強かったんです。
ベッケンバウアーを筆頭にゴールキーパーのゼップマイヤー、ルーメニゲ、ボンホフ、日本の浦和の元監督だったブッフバルト、
リトバルスキー…….
皇帝ベッケンバウアー
元浦和監督 ブッフバルト
思い出すだけで楽しくなってしまいます。
2014年のブラジルワールドカップサッカーで優勝したチームのサッカーはその勝負強さだけでなく、
華麗なパスワークや豪快な攻撃も兼ね備えたサッカーとなっていて、今までのドイツのサッカースタイルとはかけ離れていましたね。
ここまでこれたのは、2006年からチームを率いたヨアヒム・レーヴ監督の指導の成果が大きいと思うんです。
これまでのメインとした3-5-2のサッカーだけでなく、流動的で見ていても魅力的なサッカーをしていますよね。
これが約8年間で実を結んだんです。
日本は良く監督を変えますね。変えすぎですよ。
日本の首相もころころ変わって、変えれば良くなるというもんではないですよ。
日本のように負けたら監督交代とか、そんなことを繰り返していてはだめだと思うんですよ。
そう思いませんか。じっくり腰を据えてチームを育てあげることを考えたほうが日本も良いのでは。
政治にしてもそうですよね。ドイツのメルケル首相はもう10年になるんです。
日本の首相は10年の間に何人変わったんですかね。
日本人がわかりませんね。
ドイツはそのサッカーに応えるべく、豊富なタレントを揃えていたのも事実であります。
特にミュラー、クロース、エジルなどの中盤はそれまで最も充実していると思われたスペインの中盤にも
全くひけをとらない布陣でありましたね。
エジル
彼らは高いテクニックだけでなく、スペインの中盤よりも高い得点力も兼ね備えていました。
これは代表だけでなく、クラブチームのプレーを観てもよくわかるように
(クロース:レアル・マドリード、エジル:アーセナル、などバイエルンだけでなく、
海外のトップクラブでも中心選手となっている選手が豊富で人材に事欠かないのは、
昔からではありますが、加えてユーティリティの高い選手がそろっているのも強みといえるんではないですか。
また、複数ポジションをこなすプレーヤーが豊富いるということです。
これだけの選手を常に送り続ける、つまり育成環境も優れているのも、ドイツのサッカーを支えている主な要因で
あると考えられると思うんです。
これからもしばらくはドイツは世界をリードする存在ではないですか。