ドイツとドイツサッカーNr.1
2016/05/13
ドイツのサッカーは観ていると時々つまらなくなるときがあるんですね。
他の国のサッカーと比較すると、あまり攻撃的ではないんですが、
堅実な試合をいつもしているんですね。
国際試合になるとなんとなく安心して観ていられるから不思議なんです。
日本の選手もドイツで活躍していますね。
今回はドイツのサッカーについてお伝えしていきます。
ドイツとドイツサッカー
ドイツのサッカー熱というのはすごいですね。
ドイツ国内にサッカークラブがどの位あるか知っていますか。
27000以上のサッカークラブがあるんです。驚きますね。
子供から大人までどこかのサッカークラブに入っていて練習や試合をしているんです。
幼稚園や小学校などをみてみると、暇さえあれば子供たちがボールを蹴って遊んでいますね。
若い人達も休みの日なんかは、チーム同士で試合をしているところをよく見かけました。
ドイツの女子サッカーも2001年にヨーロッパチャンピオンになってから、人気が出てきたんです。
ドイツの女子サッカーのライバルは依然としてスウェーデンなんですね。永遠のライバルかな。
男子の場合だともちろんイングランドですね。因縁の対決が多いです。
日本の野球で例えるなら、阪神×巨人ですね。
やはり、何年か前にドイツ対イングランドの試合があり、明らかに審判のミスジャッジにより、
ドイツが勝ってしまった試合があったんですが、たまたま試合を見ていたドイツメルケル首相が、
イギリスの首相に小さな声で「あれは明らかにミスジャッジ!ごめんなさいね!」と
言ったそうです。
メルケルドイツ首相は大のサッカーファンなんですよ。
また、日本の女子サッカー、なでしこのファンでもあるんですよ。
このようにドイツのサッカー人口が増えてきたのは、2006年にサッカーの世界大会がドイツで行われ、
スタジアムがどんどん建設され、観客が気持ちよく観戦できるようにと収容人数を多く入れられるように
作られてからファンが増え、サッカー人口も増えた原因の一つのようなんです。
実際、ヨーロッパでの平均観客動員数が一番多いのはダントツにドイツなんです。
他国を圧倒しているんです。
ドイツが40000万人以上、続いてイングランドは約30000人、スペインで約29000人、イタリアは僅か約20000人。
イタリアの観客動員数が意外に少ないんですよね。
国際試合でドイツが勝つと夜なんか花火が上がって大変です。面白いですけどね。
ドイツのチームの名前の数字はなに?
ところで、チームの名前に良く数字を見ることがありませんか。
例えば、岡崎選手が所属していたMainz05とか内田選手が所属しているSchlke04.
これはチームが創設された年代なんです。すごいですよね。100年以上の歴史があるチームなんですから。
今は多くの日本人選手がブンデスリーガで活躍していますが、一昔前は、日本人でブンデスリーガで一人で頑張っていたのが、
奥寺康彦選手だったんです。
当時はFC Kölnに所属していてMFとして活躍していたんです。当時の仲間はピエール、リトバルスキー。リティーですね。
リトバルスキーが日本に来て、当時子供だった男の子たちは、リトバルスキーのサッカー教室でサッカーを学んだんではないですか。
今はもうお父さんになっているのでは。
ひとつ付け加えておきたい面白いことは、一昔前、ドイツのサッカーの試合があると、
スタジアムの中の周りに、大きな犬を連れて監視している警察官がいたんです。
なぜ、犬がいるかというと、ファン同士の暴動が起きたら犬をパッと離してかみつかせる為のようです。
どんな犬かというと、銀行を襲う大きなドーベルマンです。怖いです!
まあ、どちらにしても日本のサッカーはJリーグ創設からドイツがお手本なんです。
良く考えるんですけど、日本人選手はドイツのブンデスリーガに合っているのではないかと。
性格、気質、勤勉からスムーズに溶け込めるのかなと、思っています。
ドイツ人と日本人の性格が似ているところがありますからね。
PS .内田選手が所属しているSchlke04,日本のプロ野球のチームに例えたら、オリックスのようなチームなんです。
いろいろなところからの選手の寄せ集めなんです。だから、面白いのです。
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