普段は厳しい顔をしながら黙々と働いているドイツ人ですが、
バカンスシーズンになると、仕事の事は考えないで、一挙に休暇に入るというのが
ドイツ人なんですね。
しかも、いっぺんに3~4週間くらいの休暇をとってしまうんですから、日本人には
考えられないです。
こういうライフスタイルをいいな、と思った事がよくありました。
しかし、休暇をとるとどこに行くんでしょうか。
今回はドイツ人のたくさんいる旅行先について、お伝えしていきます。
ずばり、スペインのマジョルカ島なんです。
日本で言うならばハワイとかグァム島あたりだと思います。
１年間にどれだけのドイツ人がマジョルカ島に旅行に行っているかというと、
なんと３５０万人以上のドイツ人がバカンスでマジョルカ島に行っているんです。
ドイツ人様様ですね。信じられないです。
もちろん、ピークは８月です。大体、５月頃から９月までがマジョルカ島への旅行シーズンなんですね。
子供連れの家族、恋人同士、若者など様々なドイツ人が来てますよ。
なぜマジョルカ島が人気があるのかというと、まず、すべてがドイツ語で済んでしまうんです。
そして、旅行の費用が安いんです。
ツアーで行くととても安いですよ。しかも、１週間単位ですね。
日本のように、３泊４日とか、ありえないです。
ドイツからですと各ドイツの空港によっていくらか違いは出てきますが、大体２時間半位で
パルマ.デ.マヨルカ空港に着きます。
私は一度行ったらハマってしまい（笑）、10回位行きましたね。家族も連れて。
夏のシーズンでは、２～３分おきにドイツからマジョルカ島行きの飛行機が飛んでいるんです。
日本人の感覚では信じられなく、私は唖然として旅行客を観察していました。
旅行客が滞在するホテルはほとんど海から近いところなので、浜辺でのんびりできます。
また、レストランやコーヒーショップなども至る所にありますから、気軽に食事などできます。
面白いと思ったことは、ほとんどドイツ語の看板！
スペイン人でもドイツ語が話せないと商売にならない感じです。ですから、ほとんどのスペイン人は
マジョルカ島ではドイツ語を話しますよ。
ところで、スペインの食べ物といったら、パエリアですね。
本場のパエリアは美味しいですよ。それと、魚料理は新鮮でとても美味しいです。しかも、安くて。
日本人にぴったりです！
それと気になるところで、日本人はどの位マジョルカ島で生活、仕事をしているかというと、
大体５０人位だそうです。
知っていましたか？このマジョルカ島に日本の天皇陛下が訪問したことを。
天皇陛下も訪れているんです。
普段は黙々と働き、バカンスシーズンになると思い切り羽を伸ばすドイツ人。
普段は細かい物にあまりお金は使わず、大きな買い物はパッとお金を払うドイツ人。
こういうところを私は見習いましたね。
どういうわけだか、ちょこちょこ買い物を日本人はしてますよね。
私もそうだったんですが、こういうちょこちょこがないんです。
もし、ＥＵでドイツがいなくなったらどうなるんだろう………..