前回はシュペートレーゼについてお話しましたが、
今回はアウスレーゼについてお話していきます。
なんかだんだんとドイツ語がでてきて、ややこしくなってきましたが、
味で覚えていけば、言葉も自然についてきますよ。
それではアウスレーゼについてお伝えしていきます。
ドイツワインのラベルによく(アウスレーゼ)という単語を目にすると思うんですが、
ドイツワインのアウスレーゼ(AUSLESE)って何なのかわからない人も多いですよね。
ドイツワインには6つのグレードがあって、辛口から超甘口まであると思っておいたほうがわかりやすいかもしれません。
アウスレーゼというのは、甘口のワインにつけられる名称です。
どんなものかというと、よく熟した葡萄の房を取ることによって作られるワインのことを指します。
どうして房と定義されているのかって言うと、実はドイツワインでは粒にいたるまでしっかり厳密に判断しているものが少なくないんです。
もともとの原料の葡萄が甘口のもので、房ごと手に入れられることばかりではなく、そのワインを適切につくることによって、
より多くの人が満足できるような味となっていることも知られています。
ワインを造ることに対して、昔からの意見が判断基準となっているのですが、種類によっては一粒ずつ厳密に収穫を行って
作られるような高級ワインが存在していることもあります。
そのため、時々飲ませてくれるという人もいますが、事前に相談してから行ったほうがいいといわれているのです。
商品によっては天然で氷結した実を使うことも珍しくありませんので、事前にどんな商品なのかを適切に知っておくことで、
よいワインを手に入れられます。
なお、酒屋の中でもかなり味にこだわりのある方であれば、アウスレーゼのうまみなどをも理解して、その中でもどんなもの
ならば魅力的でワングレード高いものと同様の味わいとして進めているワイン会社なども教えてくれると思います。
ドイツワインならではの質の高い甘さを理解して、更にワンランク上の味わい深いワインを手に入れるためには、アウスレー
ゼのランクでそれ以上のワインを探したいと直接言ったほうが売り手も理解しやすいと思います。
素敵なワインをどんな目的で飲むのか、どんな人々と一緒に飲むのかを考えて、
比較してから飲みたいという人も多いので、上手に酒屋を利用するためには、事前に相性のよさそうな店員さんに
一度前もって相談することによって安心出来ると思いますね。