前回は甘口ドイツワインについてお伝えしましたが、
日本には辛口ドイツワインのファンが多いんですね。
辛口ドイツワインの魅力とはなんでしょうか。
今回は辛口ドイツワインについて説明していきます。
みなさんワインの産地と言ったらどこを想像しますかね!
やっぱり、ボルドーやシャンパーニュ地方で有名なフランスですかね?
11月の第3木曜日に解禁になるボジョレーヌーヴォーは最近はリーズナブルになってきていることもあり、
全国様々な店で解禁イベントを盛大に行っていますよね!
あと国内のワイナリーのワインも魅力が再発見されつつ有りますよね。
そんななか私がぜひお薦めしたいのが「ドイツワイン!」
ご年配の方にドイツワインと聞くと、マドンナを想像する方が多いはず。
甘みが特徴のワインですよね。
確かに以前はドイツワインというのは甘いという印象がありました。
ただ、今は違うんです!
ドイツワイン、辛口、お薦めなんです!
辛口ワインはブームですよね、
辛口は料理の、特に素材の味を引き立ててくれます。
そこでドイツ国内でも辛口ワインの生産量は以前に比べて増えているんです。
ドイツワインにはモーゼルというワインがあります。
モーゼル川流域で造られる辛口の白ワインで、モーゼルは多くの場合、
酸がはっきりと感じられるスタイルで、果実味との味の調和は素晴らしいんです。
ただ難しいのが… 辛口にすると酸がより際立って感じられてしまうんですよね。
そうすると味のバランスをとるのは大変難しくなるわけですね。 ところが…
温暖化、醸造技術の発達など様々な理由から美味しさあふれる辛口ワインが多く生まれているのです!
モーゼルにしか表現できない「味のある辛口」をつくろうとする生産者たちの強い意識の賜物ですね!
さて前置きが長くなりました。
ここで私のおすすめの辛口ドイツワインを紹介します!
「バルテンリースリング」 これ本当にコスパが高いです!
トーマスバルテンさんは人気の生産者で辛口に適したまろやかな酸味にするために
「マロラクティック発酵」をしているようなんです。
辛口なんですが、あくまで「やや辛口」というような感じで果実の旨味をよく感じられる美味しいワインです。
そして安くて手が届く! みなさんもドイツワインの魅力にハマりませんか?
ところで、モーゼル川流域のワイン畑はとてもきれいで、絵になるようなワイン畑ですよ。
写真を撮ると絵葉書のような感じになるんです。