ドイツとはいったいどんな国なの?
ドイツとは一体どんな国なんだろうと思った事はありませんか。
日本と同じように戦争に負けて、0からここまで復活を成し遂げた国なんです。
日本もドイツと同じなんですね。戦争に負けて0から復活しましたから。
似た者同士の国ということで、お互いに親近感があるんです。
今回はドイツについてお伝えしていきます。
[ドイツとはどんな国なのか?]
● 1989年11月9日、ベルリンの壁崩壊
● 1990年10月3日 ドイツ再統一
● 人口 8200万人
● 首都 ベルリン 人口340万人
● 国民の祝日 10月3日
● 公用語 ドイツ語(約1億人がドイツ語を母語として、EUで最も多くの人が母語とする言語)
● 国旗 黒=勤勉 赤=情熱 金=名誉
※ よく国旗は金と黄色を間違えるんですが、金色なんです。
ドイツ統一のきっかけは?
ドイツ分断は1949年で、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)とドイツ民主共和国(東ドイツ)に分かれました。
旧東ドイツはソビエトの影響下の社会主義。
しかし、この40年の間には両国には大きな差が出てしまいました。
このドイツ再統一のきっかけを作ったのは、旧東ドイツ人の市民なんです。
多くの旧東ドイツ人は、旅行の自由を認めない国家をどうしても去りたく、
外国の大使館を占拠して出国を認めさせました。
しかし、当時は誰一人として再統一するなんて思いもよらなかったようです。
ドイツ統一の前は、80歳以上のドイツ人のお年寄りは、東西ドイツの行き来ができました。
家族、親戚訪問などはドイツ分断の頃も、お年寄りだけは申請すれば西ドイツ、東ドイツの訪問が可能でした。
ドイツの正式名称は、「ドイツ連邦共和国」です。漢字で表すと「獨逸」であり、
「独」と略される場合が多くありますね。
ドイツは、ヨーロッパの中西部に位置しており、限定的統治権を有する16の州から成り立っている国です。
ドイツの首都はベルリンで、ドイツの最大都市でもあります。
ドイツ統一前は西側はボンでした。
ドイツは、豊かな文化と政治の歴史でも知られる国であり、
影響力のある哲学者や芸術家、音楽家、科学者や発明家などの故国です。
スポーツもさかんで日本のサッカーの選手はドイツで活躍していますね。
音楽方面では、バッハ・ベートーヴェン・ワーグナー・ブラームス・メンデルスゾーンというように
名だたる著名な音楽家を輩出しています。
日本の子供でも名前だけは知ってますよね。
バッハ
ベートーヴェン
また、ベルリン・フィルハーモニーをはじめとする世界的に有名なオーケストラが現在でも活動しています。
ベルリン・フィルハーモニーは、かつては、カラヤンやフルトヴェングラーが指揮をしていたことでも
世界的に知られているオーケストラです。
ブランデンブルク門は、ドイツの首都ベルリンのシンボル的な存在の建築物です。
1791年に竣工したブランデルブルク門は、古典主義様式で建てられており、
門の上には4頭立てのチャリオットに乗る勝利の女神ヴィクトリアの像があります。
現在では、ドイツ再統一の象徴とされています。この門の向こう側が、
旧東ドイツでこちら側が旧西ドイツでした。
※ 私は統一後、この門を通り抜けて旧東ドイツに入ったんです。
いや~綺麗でしたね。
コーヒーショップ、ブティック、などが並んでいました。
しかし、西側とは雰囲気が違い、活気がないですね。
ここの場所の名前はunter den Linden(ウンター デン リンデン)という場所で、
統一前から有名な場所なんです。
ドイツの食文化については、ドイツ国民は質素な家庭料理的なものを好む傾向が強いといわれています。
みなさんも知っての通り、飾り気がなく、ボリュームがある食事が特徴的です。
基本的にドイツ料理の食材やレシピは、1つの食材を丸ごと使って1品作るというもので、非常にシンプルなんです。
その1品がメインディッシュとなり、ザウアークラウト(キャベツの酢漬け)やジャガイモ料理を付け合せとして添えるのが一般的です。
ドイツでは、こういった食事を摂るのは1日に1回で、主に昼食となります。
ドイツでは、朝食と夕食は過熱調理をせずに用意できる、簡単なもので済ませるというのが一般的です。
暖かい食事は昼食に食べる習慣があります。そして、晩御飯は冷たい食事。
冷たい食事ということはパン、ハム、チーズなどで簡単に終わらせてしまうことなんです。
日本人にはかなり物足りなく、つまらない食事に思うと思いますね。
多分、長い期間では日本人には耐えられないんではないですか。
育ちざかりの子供たちは、第2朝食を学校に持って行きます。
そのために、パンやシリアル、ソーセージ、チーズなどが、
ドイツ料理として発展したという背景があります。