ドイツにはたくさんの日本人が生活していますが、ほとんどは企業関係の日本人なんです。
もちろん、日本人留学生もいますが、圧倒的に日本企業の社員とその家族です。
多くの日本人はドイツ生活していても、やはり日本人社会の中で生活しているんですね。
今回はドイツの日本人社会についてお伝えしていきます。
ドイツの日本人社会というと、すぐ頭に浮かぶのはデュッセルドルフなんですね。
それから、フランクフルトです。
なぜかというと、日本企業が集まっているからんです。
でも、ドイツ統一後、ベルリンに移った企業もあるんです。
ドイツには約３万人の日本人がいると言われています。公表で３万人ですから、何も登録していない人も含めたら
４万人位いるんではないですか。
本当にいろいろな日本人が住んで生活しています。
学生、日本の大学教授、駐在員、マイスター見習い、本屋さん、床屋さん、不動産屋さん、スーパー経営者…..
数え上げたらきりがないです。
学生の場合は本業が勉強ですから、付き合う人間というのは自然に学生になってしまうんですね。
学生でも付き合う人というのは、ドイツ人であったり外国人の留学生とか。
日本人の留学生は他の留学生たちと違ってすごく少ないんです。ですから、学校（大学）ではあまり目立たなく
どこにいるのかわからないくらいです。極端にいうと、日本人を見つけるのが大変ですね。
ドイツにはたくさんの留学生が来ているんです。自国で高校を出て、大学はドイツでという留学生が多いですね。
それは学生の特権がすごくあるんです。そして、勉強するのにお金がかからないんです。
ドイツ政府も外国人留学生を歓迎しています。
学生にとってはドイツは天国ではないですか。
留学生の多くはインドネシア人、アラブ人、イラン人、アフリカ人…
日本人学生は主に知り合った学生同士で仲良くやっていっているようです。
私もドイツで学生だった頃、ほとんどの時間を学生の友人達と一緒にいました。なによりも、言葉を覚えられる
チャンスでした。
また、日本の会社からドイツに転勤を命じられた会社員の人達の生活はどうなんでしょうか。
このような日本の人達は家族で２～３年ドイツで生活し、期限がきたらまた日本に戻るというケースがほとんどです。
このようなケースの場合はほとんど日本人社会の中で生活をしているんですね。
子供は日本人学校に行かせ、食べ物は日本のスーパーで買い物し、髪が伸びたら日本の美容院。
しかし、考えてみたらもったいないと思いませんか。
ドイツまで来て日本式の生活をしてるんですから。
まあ、言葉の問題もあると思いますが、勉強するのが面倒くさいのかな。
こうなってくるとドイツで２～３年生活をしていても、ドイツ人の友人というのができませんね。
私もいろいろと日本人の家族と知り合いましたが、このような日本人の人達が帰国してから思ったということは
「ドイツ生活はなんだったんだろう」と思うことなんですね。
「つまらなかった」という人もいます。
やはり、なにかしたいことを自分自身で計画しておいた方が良いのではないですか。
ドイツは他のヨーロッパと比較すると派手さはないんですが、自分で何か好きな事を見つけて、趣味の分野で
ドイツ人の社会の中に入っていっても良いと思うんですが。