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独検の準1級と1級の違いはなに?難しいの?

   

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今、語学の検定試験を受験する人が多くまりましたね。
特に英語の検定試験にはたくさんの人達が英検とかTOEICの試験を受けていますね。

ところで、ドイツ語の検定試験はどうなんでしょうか。

ドイツ語の検定試験を受験する人達が多いのはやはり大学生ですね。
しかも、独文科の人達が多いとおもいます。

その他にもドイツに何年か住んでいて、試してみようかと、受験する人達もいます。
しかし、やはりまだまだ受験する人達が少ないですね。

でも、ドイツ語を学んでいて、試験に合格すればメリットは英語以上にあると思うんです。

ヨーロッパでは1億人以上の人達がドイツ語を話していて、インターネットでは英語の次に話されている言語なんです。
EUでは公用語を英語ではなく、ドイツ語に切り替えるようなことも言われているんです。

ぜひ、頑張って資格をとってください。
東京オリンピックでは日本で役にたつと思います。

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■独検の準1級と1級の違いはなに?

2016-09-27-12-16-211級は試験時間が120分です。
2016-09-27-12-16-38-4準1級は試験時間が90分です。

ドイツ語の検定試験で準1級というのがあるんですが、なんだろう、と思ったことがあるんではないですか。

1級と何が違うんだろうと。

簡単に言いますと、試験の質問が準1級では日本語での質問ですが、1級の試験では質問がドイツ語なんです。

ようするに、準1級のテストでは質問がすべて日本語なので、問題集の中では日本語が見られますが、1級の試験では質問もドイツ語なので、日本語が見られません。ドイツ語だけです。

ただ、1級の試験の中で、日本語の文章をドイツ語に直して書く質問は日本語ですけど、それ以外は全部ドイツ語です。

2016-09-27-12-18-121級は書き取りの試験があります。日本文をドイツ語にします。

■難しい?

やはり、準1級と1級の違いというのはありますね。
どちらも最初の質問はそれほど難しくありません。4つの中から1つ選ぶという形式になっています。

それから、両方ともだんだん内容が濃くなってきて、難しくなってきます。
どちらも長いドイツ語の文章が出てきますが、1級の方が準1級よりも長い文章になってきます。
2016-09-27-15-59-031級の長い文章 質問もドイツ語です。
2016-09-27-15-58-37準1級の短い文章。質問は日本語です。

単語も準1級と1級では、出てくる単語が違ってきて、1級の方は、ドイツ語の新聞を理解しないと、難しいのではないかと思いました。

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面白いことに1級の問題集を長く眺めていて、それから準1級の問題集を見てみると、準1級がすごく簡単に見えてしまうような錯覚に陥りますよ。
やはり、1級と準1級とでは試験内容の差がありますね。

■合格点は?

どちらも半分以上解答できていれば一次は合格します。
半分ということは最低でも50点以上とることです。最低ラインで合格します。

その後は時間をおいて二次試験の口頭質問になります。
これは最初に試験官からマニュアル通りの、名前、仕事などの質問をドイツ語でされます。

その後は見せられた絵に対してあなたが見た通りのことをドイツ語で伝えていきます。
普通に考えると一次試験に合格したら、まず間違いなく独検に合格するだろうと、思いますよね。

しかし、一次試験に合格して、二次試験の口頭試験で落ちてしまう人たちがいるんです。

びっくりしました。

ようするに、文法、読み書きができても、話すことができないということなんです。
たった、10~15分位ですから、その間だけでも少しは話せるような準備をしておきたいですね。

■ドイツ語はあなたの武器になる?

日本ではまだまだドイツ語ができる、話せるという人が少ないんですね。
しかし、頑張ってマスターすれば、英語以上のメリットがあると思います。

ドイツ語が話せることによって損はありませんよ。
各日本の分野ではドイツとの関係が密になっています。

スポーツ(サッカー)、車、教育、料理…などこれからますますさかんになっていきます。
それと、一つだけお話したいことは、あなたのドイツ語の武器をもってください。

どういうことかというと、あなたの趣味、得意とすることを一つ、ドイツ語で覚えてください。

例えばドイツには日本人のサッカー選手がけっこう活躍していますね。
そのサッカーについての単語を覚えるんです。ドイツ語でシュートは?ゴールは?審判は?

その趣味の事を詳しくドイツ語で説明できると、強いですよ。
いくらドイツ語が流暢な日本人でも、あなたにはかないませんよ。

あなたの専門分野になりますから。

以上おおまかに説明しましたが、ドイツ語を勉強していて損はないということです。
また、話せる機会があると楽しいです。

そして、ドイツ人だけではなく他の外国人でも日本でドイツ語を話す人たちがたくさんいます。
スイス人、オーストリア人はもちろん、オランダ人、ベルギー人、ロシア人、東ヨーロッパ人など、日本でもドイツ語が他の外国人と話せてしまうんです。

面白いことに私は東京に住んでいるんですが、この間、ある外国人が携帯の電池が無くなり、私の携帯をかしてくれないかと、来たんです。
イラン人でした。
彼と何語で話したと思いますか。ドイツ語なんです!

ドイツの大学で勉強していたようです。彼もびっくりしていましたね。なんで私がドイツ語を話すのか。

面白いことがたくさんでてきます。
今思い出しましたが、ドイツに住んでいた若い頃ころ、ドイツ語だけで北はスウェーデン、南はシシリー島までヨーロッパ中旅行したことがあるんです。

ドイツ語一本だけです。通用しましたよ。

話がそれましたが、独検の準1級と1級の違いについてなんとなくニュアンスが伝わりましたでしょうか。
できる問題だけ先に埋めていきましょう。

※今週の土曜日にドイツ学園のオクトーバーフェストがあるので行こうと思っています。
 素晴らしい学校ですよ。羨ましくなってしまいます。

ここでドイツ語の古本が安く買えますよ。100円位からあります。

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